アロワナの生態や飼育法を紹介しています。アジアアロワナやブラックアロワナも紹介

アロワナのプロフィール

動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱アロワナ目アロワナ亜目アロワナ科アロワナ亜科

 

形態

体長はシルバーアロアナで約1mぐらいにもなる。小型魚を丸呑みするために下あごが大きく前にせり出している。体半分より後に尾に続く背びれ・尻ひれと、大きく発達し斜め下方に延びた胸ひれを持つ。うろこは大抵の種類で大きくその一つ一つがはっきりしており、そのいずれにも濃淡や色彩の変化がある。

生態

食性は肉食で性格は穏やかである。淡水に生息し、水中の小魚や水面直下を浮遊している虫などを捕食する。

代表種

シルバーアロワナ

生息域は南米アマゾン川の上流から下流まで、ペルー、ブラジル、南米ギアナなど広い範囲にわたる。本流にはあまり生息せず、岸辺や水没林など、餌となる昆虫類の豊富な支流のよどみに広く生息している。日本でアロワナといえばこの種をいうことが多い。

ブラックアロワナ

シルバーアロワナとよく似た種類でネグロ川や、支流のブランコ川の一部に分布している。神経質な魚と言われており、幼魚の頃は水質の急変や環境の変化に非常に弱く、飼育が難しい。

アジアアロワナ

その名のとおり、アジアに生息するアロワナの一種で絶滅危惧種として登録されている。原産地のインドネシア、マレーシアなどからの輸入は養殖個体のみ認められている。非常に高価で高いものは数十万円にもなる。

 

アロワナの飼育法

用意するもの

水槽(蓋つきが望ましい)

ろ過装置

照明

ホットヒーター

phの整った淡水

 

アロワナは上でも述べたように肉食性なので基本的に小魚や昆虫が餌となる。アロワナ用に市販されているものはコオロギ、ミルワーム、ムカデ、ザリガニ、カエル、冷凍海老、小魚が代表的である。

よく言われることであるが単一の餌では栄養に偏りが出て体色や体型に影響が出ることがあるのので、複数種類の餌を用意して与えることをオススメする。

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